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サールナートホール誕生以来初めての ●無謀で無防備な快挙「タルコフスキー・アンソロジー」(7月末ー8月上旬)● を記念して(だって東京や大阪以外の地方都市で、こんな企画をやるなんて、正気の沙汰じゃないんだから?)、君の知らないタルコフスキーの秘密を暴露します。
※その人が、後日、「サクリファイス」なんて作品をものにするんだから、これこそターザン(他山)の石? 君だって、この先のことはわからない。もしかしたら、「ぼくのムラムラは煽情だった」なんて作品、つくったりして。
※すごく派手な衣装で踊っていたみたい。きっと、その姿を「鏡」に映して、「惑星ナルシス」してたんだろう。おお、こわ!
※父親は19歳で結婚したそうだから、これは、覚醒遺伝かもしれない。きっと、口説かれるギャルにとって彼は、ハンサムでノスタルジックで、学校殺死の「ストーカー」だったに違いない(事実、彼は、何度か放校処分になりかけていた)。
そうです。誰でも、人生において、1度や2度は、なにかにカブレるものです。それが、ホラービデオであるかか、総会屋接待であるかによって、人は、困惑の岐路に立ちます。そこでキョロキョロしても悲惨な結末しかないのにね。
そこで、さっそくタルコちゃんに便乗して、「カブレ事件」。
ごく最近、ぼくの身辺におけるハプニングとしては、わが秘書バード君のケースがあります。
彼女いわく「突然、全身が発疹してカユクなったんです。あたしだけでなく家族全員がそうなりましたから、これは、心因性とか個人的なものではなく環境的なもの。たとえばダニとかが原因かもしれません。それにしても、顔だけはなんともなかったので、このカユミは他人には理解してもらえずに、ひたすら孤独な悶えの淵へ沈み込みました。人生においてカユイということが、こんなに苦しいものだとは、いまのいままで知りませんでした」
そういえばぼくも、大学1年生のときに、カブレたことがあり、医者通いをしました。
夏休みに、京都に住む小学時代の友人のところへ約1か月泊まりこんで遊んでいたのですが、このとき軽い栄養失調になり、耳だの首などが、カユイカユイになりました。
でも、帰ってくるとき、祇園の芸子さん(友人の姉)が、駅まで見送りにきてくれて、和菓子のお土産なんかくれたので、とてもうれしかった。ちょっとした「伊豆の踊子」気分?
ちなみに、その友人の家には、父も母もいなくて、お婆さんだけ。理由を聞くわけにはいかず、いまだに謎のままです。
バードもカブレた。ぼくもカブレた。そして、タルコフスキーもカブレた。めでたしめでたし。
さて、タルコフスキーの秘密に戻ります。
この7月に、かの「青土社」から、「タルコフスキー 若き日、亡命、そして死」という本が出ました。
「青土社」は、「ユリイカ」や「現代思想」という雑誌を出している出版社で、「ユリイカ」は、別冊で「ソクーロフ特集」も発刊しているので、ことのほか好きな本屋さんです。
そしてこの本には、少年時代に画家を夢みていたというタルコフスキーの絵画や、父への手紙などが紹介されていますが、柱になっているのは、多くの関係者が語る「知られざるタルコフスキー像」。
ぼくは、6月30日に、書店が店頭に出すまえに1冊抜き取ってゲットしましたが(万引きではなく、ちゃんと代金は支払いました)、この本は、誰にも貸す気はさらさらないので、読みたい人は、身銭を切って買ってください。金2400円です。
なお青土社からは、「ランボー 精霊と道化のあいだ」という魅力的な本も出ています。これは、少し高くて金3400円。
誰か買ったら、見せてください?
最後に、今日のことば。
「思えばぼくの人生は、ポテトチップからソクーロフまで、たえずなにかにカブレることの連続でした。このさい、死ぬまでカブレてやるからね」
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