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ぼくの友人であるY氏は、このまえシベリア視察旅行をしてきました。
愛するソクーロフとタルコフスキーの国へ、ぼくを置いてきぼりにして勝手に行くことについては、必ずしも「心欲は思わなかった」のですが、かといって阻止するわけにもいかず、行かせました。
彼は、帰国後、ぼくにブルガリア製とロシア製のシガレットをくれて、収賄工作を試みたのですが、どっこいその手に乗りました。
しかし、その罰として、シベリア・レポートをこの「勝手に映画ネチズン」に発表することを義務づけたのは、いわば愛の笞というべきでしょうね。
ともかく、読んでやってください。
ところで、ソクーロフは、インターネットをやっているかしらん?それはどうでもいいけれど、新作「マザー、サン」については、みなさまの温かいご支援を!
極東ロシアは、美男・美女が多い。これは大発見。思わず「ナターシャ病」にかかってしまう観光客が多い。ロシア人女性で一番多い名前がナターシャ。ナターシャ病というのは、ロシア人美女を見ると、急に無気力になり、壊れたレコードのように「ナターシャ、ナターシャ」と気が狂ったように何度も唱えてしまう病気。
実際に、ナターシャという名前の女性は本当に多い。他にはレナとかターニャ、アーニャとかいう名前で、語尾はアで終わる名前で統一されているそうだ。ロシア人美女の代名詞がナターシャで、現地ガイドがナターシャという名前だと拍手喝采になってしまう。ちなみに、ナスターシャ・キンスキーはロシア人の血を引くのでは、良く知らないが、顔立ちからするとロシア人女性に似ているような気もするが。
他の白人女性と違って、なぜロシア人女性が美しいのか研究してみよう。
ロシア人女性は0歳から25歳までが花。25歳以上になると太ってしまうそうだ。イタリア人女性のように結婚するまではパスタを食べないが、結婚したら親のかたきのようにバクバクとパスタを食べるようになる。このような風習でもあるのかもと思ったら、そうでもないようだ。
ロシアの冬は寒いから、夏の間食いだめをするというのは、熊じゃないだからきっと嘘にちがいないが、脂肪が少ないと耐えられないじゃないかと思ってしまう。聞いてみると、冬は家の地下に大量に食べ物を保存しているそうだ。全体的に食べ物は脂っこい料理が多い。若いうちは脂肪を燃やす量が多いのかもしれない。
ロシア人女性の骨格に注目してみると、手足が長く、腰の位置が高い。日本人は胴長、短足、顔でかいとえらい違いだ。スマートな日本人が太る場合は、下半身から肉がつくが、ロシア人は胴体から肉がつき、手足はまだ細いままなので、自分が太っているのに気が付かないらしい。つまり、身体のバランスから見ると、手足が細くて長いので胴体が太っていても美を保てるということでもある。しかし、手足が太ってきたら、もう手遅れ。骨が太いだけに肉が付き始めると早いそうだ。
実際、ロシア人女性の身体を触ってみると、(ホテルにあるキャバレーで)、21歳でもお腹は少しふっくらとしていて、手足は細いようでも私と比べると、太さは差ほど変わらない。足が長いだけに肉が付いていても細く見えるというのが実状のような気がする。細く見えても身長が高く、骨が太いだけに、体重は若くても重いと思うが。
ロシアの家庭には体重計がない場合が多い。そのかわり、メインストリートには体重を計る商売をやっている老人も多い。ロシア人女性が体重計に乗る姿はよく見かけた。最近、我が家にも脂肪計付きヘルスメーターというものを買ったが、これをロシアに持っていったら金儲けができるかも。(ちなみに私の体脂肪率は23から25%、今後20%以下をめざしている)。
顔立ちに注目してみると、自然な美しさを感じる。厚化粧したり、眉毛を抜いたりとか人工的に美をつくるような感じはしない。色白だし、目鼻もくっきりしているし、体臭もあまりないようだ。
昼間街を歩いている人は健康美人という感じもする。物は不足していても、顔に貧しさを感じるようなこともなく、幸せそうな感じもする。時間の速度がゆっくりと流れ、共産主義だったこともあり、そんなに卑しい考え方をする人が少ないのかも。未来はどうなるか分からないだけに、現在(夏の間だけでも)楽しく生きようと考えているのかも。
ファッションセンスは、洋服が良く似合う。洋服はやっぱり、西洋人の骨格に合う。ミニスカートを着ても足が長いだけに良く似合う。日本人の場合、背が低く、足が太い、隠せよと言いたくなる。同じ服を着ても、ロシア人の場合、格好がいいとなってしまう。自分の身体にあった小ぎれいな格好という印象。渋谷を歩いている女性よりも、ファッションセンスがいいのはなぜ。ちなみに、一番驚いたファッションは、シースルーのワンピース。ブラとパンツが丸見えだったが、セクシーさを感じず、やはり格好いいと思ってしまう。
一方、男はというと、空港にいる軍人なんかを見ると、マッチョタイプの好青年がいる。比較的に若い男は少ないように思えたが、機関銃をもった兵隊さんを見るとやはり好青年が多い。
女性同様、手足の長さと腰の高さはうらやましい。30歳くらいになると、胸毛が生えてきて太ってしまうらしい。若くないとやっぱり外人は美しくないかも。
東洋人で多いのは朝鮮人、ロシア人よりも足が細い。ショートパンツを着ていて魅力的だった。
日本兵が連れてきて、置き去りにした人の孫くらいにあたるのかな。日本とロシア人の混血児(4分の1)は、顔の骨格は日本人で髪の毛と肌の色はロシア人だった。日本人好みの美人です。
ロシアはお隣の国だから、ファッション雑誌のモデルはロシア人にした方がいい。肉厚なアメリカ人よりはレベルは高い。
教訓:ロシアに行くとナターシャ病に注意。
↑「シベリア物語」メニューに戻る ロシアにビデオはないだろうと思っていたら、意外にもバナナのたたき売りのように山積みされて売っているのではないか。喜んで見に行くと、ロシア語でタイトルが書いている。内容が分からない。困ったなと思いつつ、一つずつ表紙を見ていると、「このビデオはアメリカ映画じゃないか」こっちは、「ヨーロッパ映画っぽいや」と思いつつ、英語が分かりそうにもない店員に、「This is Russian movie」って言ったら、「No」と言われてしまった。何を言っているのか分からないという意味で「No」と言ったのかもしれないが。
● ロシアではビデオを山のように売っていた自由市場や大通りで売っているビデオは全て輸入物らしい。雑誌を見ると何とロシア語版の「PLAY BOY」が売っていた。文化は何と、海外から輸入しているじゃないか。CDはほんの少ししか売っていなかったが、カセットテープはやはり山のように売っていた。ビデオにしてもミュージックテープにしてもどうも、海賊版のような気がする。ロシアが知的所有権を守るような国じゃないような気がする。やはり、ロシア産の映画とか音楽は若者には受けな いのかも。日本でも似たような傾向にあると思うが。
デパートに足を運んでみると、日本製のテレビデオやビデオデッキなど数はそこそこだが、ちゃんと売ってある。値段も日本円と差ほど変わらない、3万円くらい。ロシア人にとって見れば1ヶ月分の給料。夜、ホテルでテレビを見ていると、NHKはハバロフスクやユジノサハリンスクではちゃんと映っている。現地の放送番組を見ると、夕方は「イワンのバカ」だと思うが、ロシア語の字幕スーパー付きで放送されていた。言葉は英語やロシア語じゃないことは確かだが、映像だけでも結構笑ってしまった。深夜放送になると、何とお色気番組になり裸のお姉さんが踊っていた。ロシア人も好きね、という感じだったが、一番興奮していたのは、ナターシャ病にかかった日本人観光客かも。
ちなみに、ロシアで買ってきたビデオは1本600円くらいだったが、日本に帰ってきて見ようと思ったが、なんと信号が違うみたいで、見れなかった。まじめなビデオのタイトルは「Ласхапъная」何だか全く見当がつかない。怪しげな生テープに付いてあるタイトルは「Кюдсндя」?もしかしたらロシア番裏ビデオかも・・・・。早く日本用にビデオの信号を変えなければ。
教訓:ロシアで売っているビデオテープは信号を変えないと見れない。
↑「シベリア物語」メニューに戻る ロシアに美女が多いだけに、気になるのは結婚事情。実際に結婚についてどう考えているのかを現地ロシア人の観光ガイド男女(30歳前半)に聞いてみた。
● ロシア人の結婚事情、様々なラブロマンスユジノサハリンスクの男性ガイドは、日本に5年くらい住んだ経験がある人で日本語は堪能。だじゃれやギャグのセンスもあり、お笑いの文化まで知っている。名前は記憶にない。昼食の時に聞いてみると、何とバツ1で子供2人の家庭だという。昔の妻は、ロシア人で現在は朝鮮系のアジア人だそうだ。彼が言うには、「アジア人はやさいい。ロシア人女性は怖い。それにロシア人は子供を生むと太ってしまう。アジア人は年とってもそんなに太らない」。
そうか、ロシア人が美人だからと言って、あせって結婚してしまうと後で後悔するんだ。ロシア人女性もアメリカ人と同じで結構、自己主張が激しいんだ。しかも旦那は毎晩ウォッカを飲んだくれているから、粗大ゴミとなってしまうのかも。よく聞いてみると、ロシア人が結婚する場合、市役所とかに結婚届けを出すというような制度はないらしい。それなら一夫多妻も可能かも。でもそういう強欲なロシア人っていないような気がする。好きなときにくっつき、好きなときに別れられるから、一夫一妻でも別に不満はないだろう。自分が働いている会社には、報告はしているらしいが。
だから、正確な人口とか世帯数というのはよく分からないというのが実状のようだ。
ハバロフスクの独身女性ガイドに「なぜ結婚しないの」と聞いてみると、「パスポートに名前を表記する時、夫の名前も表記し、自分が結婚しているのが、ばれてしまうのがいやだ」と、言う。つまりパスポートを申請する時に、結婚しているかどうかが分かってしまうそうだ。男性の場合は、関係なくても女性の場合、いつ別れるか分からない夫の名前をパスポートに明記するのに抵抗があるようだ。女性ガイドの友人であるナターシャ(ナターシャと聞くと思わずうれしくなってしまうのだが)という女性は、旦那が妻子を置いて家を出ていってしまったそうだ。別に太っていないのになぜ、と思ったが、それ以上は聞くことができなかった。
ロシア人の場合、男性と女性ではどうも女性の方が力を握っているような気がする。日本だと家を出ていくのは女性の方が多いが、ロシアは男性の方が家を出ていくことになる場合が多いそうだ。
ロシア人男性は勤労意欲が女性よりも低く、働いた金ですぐウォッカを買ってしまう。生活費は、妻の賃金で賄っているケースが多いそうだ。女性は子供のことを考えて働くが、男性は自分の幸せしか考えていないそうだ。だからロシア人女性は、たくましく太ってしまうのかも。
教訓:ロシア人美女と結婚すると、数年後が怖いかも。
↑「シベリア物語」メニューに戻る ロシアにも先進国の文化や風俗が浸透しつつあるようだ。ホモセクシャリスもガイドによるといるらしい。やはり、魅力がなくなったロシア人女性に嫌気がさし、男性に恋してしまうのだろうか。
●ロシアにもゲイやニューハーフもいたロシア人男性で一番格好よいのは、やはり軍人。軍人は体を鍛えているだけに、マッチョタイプが好きな人にはたまらないだろう。ロシアでは軍人は良く見かける。空港、街角でパトロールをしていたり、酒屋さんにも軍服を着てお酒を売る人までいた。少年兵は、悪ガキの集まりという感じでどうしようもないくらい、格好は悪い。2、30歳代が一番脂がのっているかも。でも、観光 客が軍人に手をだしたら、アムール川に浮かんでしまうかも。
ロシア人だけじゃなく、白人には言えることだが、10代はつるつるの胸だが、年を取ると胸毛が生えてくるという。胸毛が生えた外人は個人的には好きじゃない。好きな人は中にはいるかもしれないが、胸毛=不潔というイメージになってしまう。ロシア人男性に期待する男性美は、胸毛がなく、手足が長く、マッチョタイプで、顔が美形であることということだろう。
ユジノサハリンスクの夜のキャバレーで、何とロシア人の「ミスター・レディー」が踊りと歌を披露。スゲー体格のいい女性やなと思っていたら、何と男だったことを後で知らされショック。誰もが女性としか見えないのでカッチョえーなとしか思っていなかった。次の日もその事実を確かめるために、キャバレーに行って、ホステスさんに「Do you know Okama?」と質問してしまった。
返ってくる答えは当然のごとく「No」。和製英語であるミスターレディっと言っても、「ミスター&レディー」と勘違いされるし、「ニューハーフ」と言っても通じない。「A boy want to be a girl」って言っても「want to be」が通じない。身振り手振りで一生懸命説明したが、途中で「こんな所まで来て、頭使うのはやめましょう」ということになってしまった。
日本に帰ってきて、ある人に「おかまって英語で何と言うの」と聞いてみると、「Queen」というらしい。「He is Queen」って言われると、なぜか「彼は女王様」って直訳してしまう。女王様というと、どうしてもSMクラブを連想してしまうのは日本人だけかも。そう思えば、イギリスの人気ロックバンドで「Queen」というグループがいたが、名前の由来は「おかま」だったのかもしれない。確かにあの歌声はどことなく「おかまっぽさ」がある。もし、おかまのことを本当にQueenって言うならば、お洒落なイメージになってしまう。おかまとクイーンじゃえらい差があるな。これからは「おかま」の人を見たら「クイーン」と呼んであげよう。差別のない世の中になるかも。
教訓:おかまは英語でクイーンと言うのを覚えましょう。
↑「シベリア物語」メニューに戻る 土曜日となると、ロシア人はパーティーを開くようだ。偶然に、現地ガイドの女性に連れられロシア人が行くカラオケバーに連れていってもらった。何とカラオケはロシア人も大好きな文化となっている。
●サタデーナイトフィバー・踊り狂うロシアのおばさまバーの名前は「TONIGHT」と英語だった。ホテルから歩いて5分くらいの所。夜の10時くらいに入ると、何と小中学生とその家族がわいわいと騒いでいた。
知らないバーに入って子供がいるとなぜか安心。日本も家族連れが団体様で入れるような所があればきっと楽しいのに。
現地ガイドの通訳によると、どうやら同窓会を開催しているそうだ。最初の30分くらいは、多少不安に思いながらワインでも飲んでいたのだが、気分がリラックスしてきたところで、ガイドから「歌でもうたったら」と言われてしまった。そこには、日本のカラオケがレーザーディスクに入っている。
ロシア人が和気あいあいと飲んでいる中で、いきなり日本人が歌をうたったらどうなるだろうか。不安がよぎる。静かな歌を歌ったら無視されると思い、あの懐かしいチェッカーズの「涙のリクエスト」を選曲してしまった。
そしたら、ロシア人のおばさまたちが、総立ちし気が狂ったように踊りはじめ、周りで手拍子が鳴り響いているじゃないか。さらに、塩沢トキに似たロシア人のおばさまは、何とコップをマイク代わりにし、私の真似をしているじゃないか。言葉が通じないロシア人とのバカ騒ぎが始まってしまった。
カラオケの後は、店に流れている音楽にあわせ、チークダンスやディスコ調のダンスと、まるで清水港まつりの「かっぽれ総踊り」状態になってしまった。次から次へとダンスの相手を変えては踊り、一緒に着た連れのおじさん(日本人)は、従業員や14歳の少女とダンスする始末。14歳の少女はさすがに顔がこわばっていたが。
11時30分くらいになると、少年少女は姿を消し、1時くらいになると今度はおじさんたちが姿を消し。残ったのは日本人とロシア人のおばさまだけになってしまった。
ロシア人のおばさまたちは、酒が強い。ウォッカとオレンジジュースを交互に飲んでいるのに、元気なこと。日本人男性3人はダウン寸前。現地ガイドの女性がなかなか帰してくれない。なんと、ホテルに帰ったのは2時過ぎだった。
次の日の朝、目覚ましは6時30分なのに「朝食みなさん食べてますよ」と寝ぼけた電話がホテルの部屋にかかってきた。お前らバカか、朝飯は8時30分からなのに・・と思い、もう一度寝ようかと思ったとき、腕時計を見たら8時30分をさしている。
頭の中がパニック。よく考えてみると、腕時計は現地時間に直していたが、目覚ましはイルクーツク時間のままだった。遅い朝食を食べる始末になってしまった。
教訓:ロシア人女性と飲む前に、目覚まし時計を現地時間に合わせること。
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