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いろいろなことがあるものです。
それが、人生なのですね。
ぼくが、タルコフスキーに初めて出会ったのは、「ストーカー」でしたが、あの時の衝撃は、忘れられません。
数年して、こんどは劇場のスクリーンで、「ストーカー」を見ましたが、やはりというか、むしろ前よりも、強い衝撃を受けました。
そして、ソクーロフ。最初に見たのは、六本木シネ・ヴィウアンでの「セカンド・サークル」。そして、お茶の水のアテネフランセ文化センターでの「日陽はしづかに発酵し・・・」。そして、渋谷ユーロスペースでの「精神の声」。
これも、自分の世界が変貌するかのような衝撃でした。
ロベール・ブレッソンも好きです。アントニオーニも好きです。フェリーニも好きです。ベルイマンも好きです。そして、ツァイ・ミンリャンやウォン・カーウァイも好きです。
しかし、タルコフスキーとソクーロフは、別格。もし、この2人がいなかったら、ぼくにとって映画は、かなり色褪せたものになってしまいます。
それで。
友人にもビデオで見ることを勧めたりするのですが、ようやく見る気になってくれても、たいていの奴は、途中でコックンコックン居眠りをしてしまいます。
彼らは、ちと働きすぎなんですね、きっと。
さて、そのソクーロフ。
劇場で作品を見る機会が、あの東京においてすら、めったにない人。
ところが、神はソクーロフを見捨てませんでした。1998年10月、NHKのBS2で、いよいよ放映されます。もちろん、深夜です。
「深夜カフエのピエール」君も、ぜひぜひ見て欲しいものです。
放映作品は、「セカンド・サークル」「ストーン/クリミアの亡霊」「静かなる一頁」。その歴史的な日は、10月25日深夜。3作品の一挙集中放映です。
ぼくは、それらすべてのビデオを持っていますが、それでも、録画してしまうでしょう。
なお、10月には、あのパゾリーニの「テオレマ」も、ついに登場します。
ああああああっ、こんなに豊穣な月が、あってよいものでしょうか。
えっ? パゾリーニは、いつか?
そこまで、赤裸々にリークするのは、猥褻というものです。
ここでは、ユーロスペースが、パゾリーニ特集上映を画策しているということだけをお伝えして、ご勘弁!
なおなお、ソクーロフの「日陽はしづかに発酵し・・・」「精神の声」「マザー、サン」の配給権をもつパンドラの代表・中野理恵さんは、この秋、久々にトロント国際映画祭にお出かけしました。 なにか、いい作品を買いつけしてくると、いいですね。
(1998年10月7日)
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