「勝手に映画ネチズン」#348, 1999年9月10日
ナンニ・モレッテイだってコンドーム

「親愛なる日記」には書いてないけれど?

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ぼくが、イタリア映画に目覚めたのは、ロベルト・ロッセリーニでした。「戦火のかなた」「無防備都市」。でも、もっとも好きだったのは、「ドイツ零年」です。

それから、ヴィットリオ・デ・シーカ。彼は、そんなに好きじゃなかった。

そのあとは、フェデリコ・フェリーニ、ルキノ・ヴィスコンティなど。
そのあとは、さしたる人が出ていないかな?

愛すべき監督としては、ナンニ・モレッティなどもいるけれど、ね。

モレッティは、「親愛なる日記」を見たときに、なぜか不思議といい気分になったことを記憶している。音楽に、キース・ジャレットを使っていたことにも、原因があるかもしれない。あの「ケルン・コンサート」は、傑作だよね。

モレッティは、イタリアのウディ・アレンとか言われているけれど、ぼくは、アレンより彼のほうが好きだなあ。

さて、ぼくの友人Aは、イタリア・オペラが異常に好きで、99年の6月に、奥様とともに、約1カ月もかけて、オペラ鑑賞旅行に出かけました。

それも、パックツアーではなく、ホテルの予約からチケット購入まで、すべて自分でやって・・・・・。
す、すごいよ、その意欲。

スイスの宿を拠点にして、イタリアへ足を伸ばし、いくつかオペラを見たらしいのだけれど、新演出によるロッシーニの「セビリアの理髪師」が、一番よかったんだって。

しかし、旅のあいだ、頭痛のタネが、ひとつありました。
それは、ぼくの依頼によるコンドームの入手です。なんせ、とってもマジメなご夫妻なので・・・ね。

でも、もちまえの誠実さをフルに発揮して、ちゃんと買ってきてくれました。3種類も。いやーーー、観劇です。おっと、感激でした。

ひとつは、スイスはチューリッヒ製のもの。もうひとつは、ドイツ語の表示による英国デュレックス社のもの。そしてそして、もうひとつは、同じデュレックスですが、イタリア語表示のものです。

「6 PROFILATTICI SETTEBELLO CLASSICO」。
「IL PRIMO,IL PIU AMATO」とも書いてありますが、なんのことやら不明です。ははははは。

さて、イタリア物といえば、ぼくは、ベネトンのコンドームも持っています。ただし、これは、メイド・イン・ジャパンで、オカモト製。日本国内で、だれでも入手できる日本国内用というか、日本人による日本人のための製品なんです。
ただ、いかにもベネトンらしいカラフルなデザインのパッケージで、ナンニ・モレッティにもプレゼントしたくなるくらいです。

そしたら、モレッティは、「僕のビアンカ」のために、「赤いシュート」の射精をするかもしれません。ははははは。
でも、そうしたら、きっと、「ジュリオの当惑」だよね。

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