組合の成立ち及び近況

 静岡地区建設事業協同組合は、昭和50年3月に静岡建設業協会に加入する地元建設業会員により組織され、組合員の努力により多くの困難を克服しながら、協会の実働組織として「地域密着型」の災害体制を整え「安全・安心の街づくり」に貢献できる協同組合として努力してまいりました。

 しかしながら、近年の厳しい建設業界の経営状況の中、組合員(協会会員)の減少により災害対応、インフラの維持管理活動等が困難な事態が生じかねない状況であり、組合員から「協同組合をもっと活用して組合収益を上げる体制確立について検討すべきではないか」という意見が出てきました。

 このような中、組合受託事業について静岡市に提案等の働きかけを重ねた結果、平成18年度には静岡市から道路排水施設や舗装などの補修業務を受託し、27年度からは市道の道路巡回や軽微な道路補修などを業務とする「静岡土木センター業務」を受託するなど業務の拡大が図れる状況となりました。

 近年、異常気象などによる自然災害(洪水、土砂)が全国的に続出する中、市民の「安全・安心な暮らし」を確保するため、通常の維持管理にとどまらず、災害復旧業務(工事)などの受注機会増大を目指し、平成28年2月に「建設業許可」を取得、29年には信頼される組合体制の証でもある「官公需適格組合証明」を取得し、更なる組合活動を展開しております。

 

 建設業の許可

静岡県知事許可  (般ー27)第38484号



 

官公需適格組合

官公需適格組合証明基準に適合20170915関東第72号